なぜ「Webサイト構築」と、”構築”という言葉が使われるのか?

Webデザイン

Webサイトの制作は、住宅の建築と同じように「構築」という言葉を使います。

「Webサイト構築」とよく言われます。

これは、Webサイト(ホームページ)も住宅と同じように全体のバランスを考えて作らないといけませんよ、という理由から”構築”という言葉が使われているのです。

詳しくご説明します。

住宅を建築する場合、ご存知の通り棟上げが終わり、屋根まで完成した後に、間取りを変更したり、窓の位置を変更することができません。
なぜかというと、耐震性が弱くなり、少しの揺れで建物が倒れてしまうからです。つまり崩れてしまうのです。

つまり、住宅は地震でつぶれないように最初の段階でバランスを考えて全体を設計しており、途中で間取りや窓の位置を変更することができないのです。

ここにWebサイトで「構築」という言葉が使われる理由があります。

つまり、Webサイト(ホームページ)も最初の設計時(HTML&CSS)の段階でバランスを考えて設計を完了し棟上げ(WordPress化)を行います。

ですので、WordPress化の後にレイアウトや構成の変更ができなくなります。

さらに、WordPress化した場合は、個々のページ、つまり、例えば「トップページ」と「他の下層ページ」がCSS(スタイルシート)でつながって固めてしまいますので、「他の下層ページ」をWordPress化した後に「トップページ」のレイアウトや構成が変わるとCSSファイルのコーディング内容を修正しますので、「他の下層ページ」のレイアウトや構成に影響が出てWordPress化をやり直さないといけなくなります。

しかしながら、最初の設計時(HTML&CSS)の段階でバランスを考えて慎重に設計しても少々の崩れなどの影響は正直出てしまいます。

ですので、少々の影響を考慮して最後に全体のバランスを確認する十分な時間が必要なります。

で、ここで言いたかったのは、

Webサイト、つまりホームページは住宅と同じように全体を考えて最初に準備しないと後で崩れてしまいますよ、だから住宅と同じように”構築”という言葉をつかうのですよ、という解説でした。

ご参考になればと思います。

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